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「ふるさと納税」について   

1.ふるさと納税とは
「ふるさと納税」とは、都道府県や市町村に5,000円を超える一定の金額の寄付した場合に、所得税や住民税の納税額から控除してくれるという制度です。
「納税」とうたっていますが、手続き上は各自治体に寄付をして、その寄付を所得から控除してもらうという考え方に基づいています。
したがって、例えば年末調整の対象者が「ふるさと納税」による税金の控除を受けるためには、年末調整とは別に確定申告もすることになります。

2.ふるさと納税のしくみ
「ふるさと納税」をするためには、以下の手順に従って各自治体に寄付を行います。
①「ふるさと納税」をしたい自治体から所定の寄付金の用紙を取り寄せます。
②その請求した用紙を使い、寄付金を金融機関から振込みます。
③自治体から領収書が送られてきます。
④その領収書を確定申告書に添付して税務署に確定申告書を提出します。

3. 「ふるさと納税」は寄付金控除として確定申告書で計算されます。
所得税の計算上、寄付金は支出した寄付金について足切り5,000円を差し引いた残りの金額が所得から控除されます。また、所得の40%を超える寄付をした場合には、その金額で控除対象額が打ち切りとなります。したがって、寄付をした金額が全額所得税から差し引かれるわけではありません。
「ふるさと納税」した寄付金は、所得税、住民税それぞれから控除されますが、その額は各人によって税率が違うので一概には言えず、控除が一番多い方でも足切額の5,000円は自己負担分として残ることになります。

4.特典つき「ふるさと納税」
「ふるさと納税」をする自治体は複数でもかまいません。自分にとって何の縁もゆかりもない自治体であっても寄付をすることができます。
さらに自治体の中には、寄付を募るために地元の特産品を配るというサービスを行っているところもあるようです。ぜひご出身の他にもいろいろな自治体のホームページをのぞいて見て下さい。