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平成23年の路線価   

最高路線価と最低路線価

一番高い路線価は、26年連続で銀座5丁目、中央通りで1㎡あたりの単価が2200万円。

逆に路線価が付いている土地で一番低い土地は前橋市本町2丁目、本町通りで15万円でした。

路線価の状況

昨年に比べると、各都道府県の最高路線価は福岡を除くすべての地域で下落しています。

路線価は、開発が進む地域について上昇する傾向にあります。

過去には六本木ヒルズが建設された時や、横浜市の港北ニュータウンの開発などでは大きく路線価が上昇しました。

震災調整率

今回公表された路線価は、平成23年1月1日が評価時点であり、その後に起こった東日本大震災による土地の評価額の大幅な下落は考慮されていません。

そこで、被害を受けた土地については、別途「震災後を基準とした価額」とする特例法が施行されています。

これらの土地の評価については、従来の評価方法に今後公表が予定されている「調整率」を加味することで計算することになっています。

被害の甚大な土地は相続税の評価額と実勢価格がかなり乖離していると思われますので、大きな減額調整があることを期待しています。

相続税の改正

平成23年の税制改正では相続税について、基礎控除の引き下げなどの大幅な改定が予定されておりましたが、今回の震災の後、法案は成立しておりません。

この改正については、今後も成立の見通しが立っていない状況です。