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内容証明(その1)   

内容証明という存在は知っていても、実際に内容証明を受け取ったり、送ったりした事のある人は少ないと思います。

そこで今回から内容証明について解説したいと思います。

今回は内容証明の機能についてです。

内容証明とは、「いつ、誰が、誰に、記載した内容の文書を、郵送した」ことを日本郵便株式会社が証明すること及びその郵便のことを言います。

内容証明を利用する場面とは、例えば、家賃の支払いを滞納している入居者に対して家主が家賃支払いを催促する場合や一定期間内に支払がない場合には契約を解除する旨を通知するような場合など、意思表示の記録を残しておきたい場面で利用します。

内容証明が付された文書が残っていることによって、「そんな事を言われたことはない」との相手方の反論を封じることができるのです。

内容証明は同一の文書を差出人と受取人の他、郵便局も保管することから、万が一、紛失してしまっても、証明すること可能です。

通常、内容証明を送る段階では当事者間の紛争は一定レベルまで達していることが多いでしょう。

口頭や電話又は通常の手紙でのやり取りでは解決できない場合に、訴訟等の法的手段の前提として内容証明を送ることが多いのです。

一定の行為を求める内容証明の場合には、「一定期間内に履行されない場合には、法的手段を取る」旨を記載するのが一般的であるとから、事実上の機能として、相手方に任意の履行に向けた一定のプレッシャーを与えることができます(ただし、内容証明を受けることに慣れている相手には効果は薄いです)。

弁護士を代理人に立てて、弁護士名で内容証明を送る場合には、ある程度のプレッシャーを与えることができるでしょう。

ただし、内容証明を送ることによって、却って受取人の態度が硬くなってしまうことも場合によってはあるので、紛争解決に向けて内容証明を送ることが最善か否かの見極めは大事です。

以上のように、内容証明には、手紙の内容を証明する機能と、受取人に心理的なプレッシャーを与える事実上の機能があります。